IT業界で仕事をするにあたり、まず必要となるのがPCでしょう。市販のものを購入するのが一般的ですが、自作PCを組み立てる方法もあります。知識があれば、自作PCの方が用途に合わせてカスタマイズしやすく、比較的低コストで高い性能が得られるメリットがあるのです。
自作PCを組み立てていくには、パーツを揃えます。仕事の内容や予算にもよりますが、作業の効率や生産性を考えると、できればハイスペックがいいです。初めに選ぶのがPCの処理能力を左右するCPUで、クロックが高くコアの数が多いほど性能も価格も上がりますが、ここには予算を割きましょう。画像や動画などを使った負荷のかかる作業、複数台のモニター使用を想定するならビデオカードも用意すべきです。
その他に必須なパーツとして、作業中のデータを一時保存するメモリーがあります。仕事で使うなら、8GB以上は確保したいところです。そして、データ保存用の記録媒体を、HDDやSSDから選びましょう。SSDは高速で耐久性も高いものの容量は少なめなので、HDDの方が合っているかもしれません。あるいは、OSなどのシステム用にSSD、データ保存用にHDDと使い分ける方法もあります。
マザーボードを選ぶ際は、これまでのすべてのパーツの端子に対応しているかを、必ず確認しなければいけません。すべてのパーツを納めるPCケースは、PCを置く場所に合わせてサイズやデザインを決めます。後はモニターやキーボード、マウスなどを揃えていきましょう。
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